徳山

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徳山(山口県)

2つ前のポストで大津島に行ったのは、徳山での用事が早く済んだからでした。
徳山は石油コンビナートの街で、それだけでなく製鉄所等も設置され、かなり硬派な雰囲気です(^^)。

その割に飲み屋の規模があまり大きくなく、おかしいなと思っていたのですが、聞くところによると自動操業が主だから、それほど従業員がいるわけではないとのこと…。なるほど。

大津島の回天記念館を出て島の全景を見ようと道路を歩いていたところ、3枚目の写真にある車(MOKEかな)にのったおじさんに声をかけられました。「何してんの?こんな島なにもないよ。」明らかに不審者に対する対応です。
そこで、徳山に出張に来ている旨と回天記念館に来た旨を伝えました。すると、「案内するから車にのれ」とのこと。

実はこの方、割と有名な方で、旅行好きの方は「小屋場 只只」のオーナーといえば通じるかもしれません。只只とは、大津島にある一日限定一組のお宿で、なかなか予約も取れない人気の宿泊施設です。
このオーナーさん、大津島に思い入れがあって、この只只の他にもう一つ長期滞在できる宿を作っているということで、地元のタウン誌の取材の途中に我々に声をかけていただいたようです。その他にも、3枚目の写真にあるように、廃校になった小学校を利用してパトロンとして若い芸術家をサポートしたりされているそうです。

本業は徳山での土建屋さんで、事業の拡大しか考えていなかったのだそうですが、数年前に大病を患われて、たまたま回天記念館の展示を見て「自分のことだけでなく公に寄与したい」とお考えになられて、上記の活動をされているそうです。
宿泊はさせてもらえませんでしたが(^^)、只只にもお邪魔させてもらいました。

まぁ、この只只が素晴らしいロケーションで、大津島の西を向く丘の上に位置し、瀬戸内海に沈む夕日が一望できます。徳山から周防灘に面するとちょうど西向きになるので、それは絶景なんだそうです。そして、このオーナーの思いが詰まっているのがお風呂で、お風呂から周防灘が見渡せるのですが、視界の端に回天の基地が視界に入るようになっています。
これは、もちろん回天のことを少しは意識してもらいたい、という思いによります。

我々に声をかけてくださったのも、実はタウン誌の取材の方が「えらく真剣に回天記念館の展示をみている人がいた」と言われたからとのことでした(^^)。

早速カミさんを連れて行こうかと思ったら、長男を身ごもってしまい、まだ宿泊できずに現在に至ります(^^)。
お料理も絶品なんだそうで…完全に赤字なんだそうです。

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出光興産の製油所

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若い芸術家の方が廃校になった小学校で作品を作られていました。

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小屋場 只只 一日限定一組のお宿

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只只から眼に入る回天の基地

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こじんまりとした商店街。宇部などはもっと寂れたとか…

Oulu

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Oulu(フィンランド)

フィンランドの中部にあるオウル。エアギター選手権の会場という方が日本では通りがいいかもしれません。
ヘルシンキの500km北に位置する大きな街(といっても人口13万人)です。市街地域にはSTOCKMANNというフィンランドの大きな百貨店が店舗を構えており、休日にはスウェーデンやロシアからの買い物客も訪れるそうです。
メインキャラクター?は港にたつズングリムックリの警察官で、暇だったから太ったとか(^^)。

ちなみにフィンランド、国民が等しくブロードバンドの恩恵にあずかる権利を有する旨が憲法(だったかな)に記載されているそうです。このオウル市内もPanOuluという無線LANが張り巡らされていて、非常に便利です。(京都みあこネットはちょっと面倒くさいですし)さすがOulu大学やNokiaが展開している都市ではあります。

この時は12月の冬だったのですが、幸運なことにオーロラが見えました。(しょぼカメラだったので同僚の写真を拝借(^^))
市街地では街の灯りで全く気づかない(なんとなく空が緑?)のですが、オーロラ予報でも出やすい気候ということで、視界が暗くなる港へ出かけていったところ、まさに風に吹かれたカーテンを下から覗き込むような光景に出会いました。

感動しますよ〜(^^)。
はしゃいでいたのは我々だけでしたが。

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オーロラ

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空の色が印象的でした。

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晴れるとこれくらいの明るさにはなります。

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クリスマスには子どもが変装してレストラン等で出し物をします。

大津島

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大津島(山口県)

徳山の沖合にある大津島。日本海軍の人間魚雷「回天」の訓練基地があったところです。
発射訓練基地が一枚目、三枚目の写真です。四枚目、五枚目は回天記念館です。

回天自体は悍ましいというか情けない兵器であり、あの戦争の異常さを示す代物かもしれませんが、この島にある回天記念館の展示は、戦争に生きた人々のありのままを展示しているように感じました。

兵器としての性能、開発のプロセス、また実際にこの兵器が利用されるに至るプロセスが事細かに紹介され、またその求めに応じた多くの若い隊員の人生が表裏なく展示されています。

個人的にインパクトがあったのが、最後の写真にあるように、なんとも積極的な笑顔が多く見られることでした。
これには、志願してきた兵隊が多いこと、生き神様として島民は尊敬し、協力をしたこと、そして、祖国を守る、仲間を守るという思いが誇りとなって表れていたようです。
ただ、祖国を守ることと自らの愛する者を守ることの間に起こるであろう微妙なズレを、大きな誇りと抑えた無念さとして手紙という形で家族に託していたことからも、隊員たちの思いがありありと等身大に伝わってきます。

我々が受けてきた戦後教育では、なぜこんな自明の悪(=戦争)を回避出来なかったのか、それは国体が不明で国民を洗脳したからだ、という論法でした。それは、ともすれば戦前の日本国民はアホだったのだ、と言っているように聞こえてなりませんでした。小学生ながらに、そんなに単純な話だったら流石にみんなわかるだろう、と思ったものです。

軍の暴走は論外ですし、戦争を肯定する気もありませんが、戦争に臨んだ我々の先輩を愚弄するのはやめるべきです。ここに来れば、戦前の社会システムや戦争を肯定することなく、周りの人を助けたい、ただその素朴な思いが尊く、この回天という兵器の上に発露しただけだ、ということがわかると思います。彼らこそ永久の平和を心から希求していたに違いありません。自分が死んだらもう家族を守れないのですから。

「互いが互いのために生きる。公のために生きる。」という青山繁晴さんの硫黄島への思いは、この大津島・回天記念館でも垣間見えるのではないでしょうか。それぐらい、「まとも」です。
運営はまともじゃないんですけどね。開館時間になっても開かないし、鍵は開いてるし(^^)。

この時は回天記念館を通じて素敵な出会いがありました。またポストします。

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Maldives

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モルジブ(2005年)

2005年にモルジブに行きました。

蒼く澄んだ海、燦々と照りつける太陽…といいたいところなのですが、雨季ということもあってあまり天気が良くなくて、ほとんどコテージで本を読んでいました。ずっと雨が降っていると言うわけではなく、海に入りたいと思わないくらいの天気が続いていた感じです。
最終日にウミガメの孵化に遭遇して、島の皆さんで応援に行きました。ホテルの方もこなれたもので、あなたはウミガメの孵化に遭遇しましたという証明書を発行してくれました。粋なはからいですね。

雨が降っていなくても小さい島に閉じ込められることになるので、日本人でも苦手な人は苦手かも。
個人的には基本的に海外に行っても観光するよりは街角のカフェでぼーっと本を読んでいる方なので、むしろ良かったです(^^)。

首都マレを回れなかったので、文化的なところは分からなかったのですが、マニュアル化されていない「人間が好きな人達の」ホスピタリティを感じました。

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気になる大阪の古建築2

気になる大阪の古建築2

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安田ビル(京町堀):靱公園のすぐ近くの昭和9年(1936年)築のモダンなビルです。
安田ビルさんを調べてて面白かったのが、元が薬種業で、江戸時代から歯磨き粉(はこべ塩歯磨)を今に到るまで製造販売されているそうです。なんて大阪的なエピソード(^^)。一度使ってみたいです。

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北村商店(北区菅原町)
このあたりは昔の土蔵が多く残っています。空堀と同じく、空襲をまぬがれたと聞きました。
北村商店さんは乾物問屋さんだそうで、今もこの土蔵をお使いのようです。阪神高速守口線の高架下、すぐ北にはジーニス大阪の高層マンションが立ち並んでいます。このコントラストが何とも言えません。

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三ツ山石井歯科(谷町6丁目)
長堀通りの谷町6丁目のバス停前にある味のあるビルです。現役の歯医者さんの建物のようです。このあたりはまっちゃまち筋から谷町に上がる途中にあるので、西日がダイレクトにクリーム色のビルを照らしていて、なんとも言えぬ佇まいでした。古い高校、大学を想起させるデザインです(私の通ったところが似ているというだけですが(^^))。

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菅澤眼科クリニック(土佐堀)
土佐堀通から土佐堀川側に向けて少し入ったところにあるクリニックです。手前側が土佐堀通りですが、こちらの大阪労働衛生センターさんがビルの東側を開けている(バスが止まっているところ)ため、ビルの裏手から半分存在感満点のレトロビルが顔を出している、という構図です。特に江戸堀の方から北向きに歩いてくると、「なんだあれ」みたいな風景です(^^)。「大大阪モダン建築」によれば、昭和3年の建築だそうです。一体街の構造がどうなっていたのかが不思議。

玄関口の上には、 [Dr.R. Sugasawa]のプレートが。塩野義のビルも同じようなプレートが掛かっていたと思いますが、昭和初期のトレンドだったんでしょうね。

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小城製薬(道修町)
昭和8年から本地にあるとのことで、比較的新しい(?)ようですが、現在の道修町では北垣薬品と並ぶ町屋の風情を残しています。アルミサッシが現役で利用されていることを示しているようで、これはこれで嬉しくなってしまいます。

平等院鳳凰堂

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平等院鳳凰堂(宇治市)

ご存知平等院鳳凰堂です。12月の寒い時期でしたが、併設されている平等院ミュージアム鳳翔館(この建築も感動もの)の秋季特別展「紫茜の海へ」を見に行きました。現存最古の大和絵「日想観図」の復元展示がお目当てです。

しかし、日想観図もさることながら、鳳凰堂はやっぱりすごいです。
よくも残っていたもんだ…

この手のメジャーな文化財はメジャーであるが故に足が遠のく傾向があります(自分だけ?)
京阪沿線に住み、幼少のころから京都・大阪を往復してたのにも関わらず、鳳凰堂に入ったのは子供の時以来です。
遠足・少年野球・ドライブ・ツーリング…なまじ近くに来てしまうのがだめなのかなぁ。

あれだけ好きだったドラえもんが面白いと感じなくなったとき、大人って寂しいなと思いましたが、
法隆寺で玉虫厨子を見て自然に涙が止まらなかった時は、大人っていいなと思いました(^^)。

…なぜ感動したのかは分析の余地アリ。別にいいやんという話なんですけど。

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Esbjerg

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Esbjerg(2006年:デンマーク)

ユトランド半島の西側の港町Esbjerg(どうも発音はエスビャーっぽい)に行きました。北海に面した小さな街なのですが、素朴なヨーロッパの小都市そのままの感じです。

ただ、一枚目の写真のようなモニュメントが街から歩いて20ー30分くらいのところにあったり、草原にポツンと彫刻が飾ってあったりで、芸術的な雰囲気がありました。

この巨体のモニュメントはThe Men at Seaという名前で、9mあるそうです。
一見の価値ありです。

ビルンのレゴランドに行かれた時は、ぜひ足を伸ばされては?(^^)

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日御碕

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日御碕(ひのみさき:出雲市)

今週頭、出雲出張の折に日御碕に寄ってきました。
日御碕灯台は日本一の高さを誇る灯台で、世界の歴史的灯台100選にもノミネートされているそうです。
出雲は海岸線にそった山地(北山というそうです)によって日本海から遮られていて、風はもっぱら西から吹いてきます。
その北山を迂回した裏側に日御碕があり、冬の荒れた日本海を望む場所でした。
ただ、3枚目の写真にあるように、松の木に混じって低木が多く、京都、兵庫北部とは明らかに植生が異なる感じです。
植生だけみていると暖かい地方な感じすらしました。

知らなかったのが2枚目の日御碕神社で、旧国幣小社ですが明らかに神々しい雰囲気でした。朱色が少し余計ですが。
確かに由来も凄まじいもので、出雲大社の祖神であり、昼の神様伊勢神宮に対して夜の神様はこの日御碕神社だったそうです。

4枚目は 経島(ふみしま)という日御碕神社の裏にある島で、岩肌にある白い物体はウミネコです。
餌がもらえるらしく、人が近づいても逃げずに自動販売機の上に止まっていました。

日御碕付近ではウニなどの海産物が多く売られているのですが、
それほど遠くない出雲大社まで行くといきなり海の幸感がなくなり、出雲そば一色になってしまいます。
出雲市内でも、海の幸を堪能、という雰囲気ではありませんでした。なんでだろう。

なぜ「出雲」はここで成立したのかなど、本当に興味はつきません。
日本の奥の深さですよね。

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気になる大阪の古建築1

気になる大阪の古建築1

大阪市内を歩いていて気になった大阪の古建築を集めてみました。

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北垣薬品(道修町):なんと宝暦13年(1763年)の建築だそうです。今でも現役の問屋なので昼間はシャッターが空いており、中が見えますが鉄骨で補強されています。1828年の建築(土蔵?)もあるようなのですが、よくわかりません。1700年代から継続される薬品会社の数少ない一つだそうです。あとは田辺、小野、小西、武田等らしいので、えらいことです。

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宇野薬局(徳井町:マイドーム前)
登録有形文化財なので有名かと思いますが、まっちゃまちの面が「フツーの」面構えなので、ずっと見落としていました。大阪府登録文化財所有者の会が頒布されている「大阪府の登録文化財」によれば、頑固な棟梁が和風の建築構造にしたそうです(^^)。昭和初期の建物だそうです。

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塩野義製薬東倉庫(東横堀):東横堀沿い建つ不思議な建物、なんだろうと思っていたのですが、看板を見ると「シオノギ製薬 東倉庫」とのみ書かれています。経緯を調べられていないのですが、超大企業の倉庫がこんなわけないやろ!と突っ込みたくなるような、また塩野義製薬も小さかった時代があったことの生き証人のような気がします。

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小川香料(平野町):前を通ると存在感満点の昭和5年の建築で、アールデコ調の建物だそうです。リフォームが入っているのかもしれませんが、新しさすら感じるデザインで、「古く見せているのかな」とすら思っていました。平成21年、登録有形文化財に指定されました。

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岸本瓦町邸(東横堀):大手橋のたもとにあるモダンな建物ですが、クリーム色の壁面が街の雰囲気に溶け込んでいます。この家を立てた岸本吉左衛門さんは、多くの美術品を収集され、また若い芸術家の育成にもご尽力されたそうです。篤志家でもあったとのことで、戦前の大阪の実業家って懐が深いですね。(追記:登録有形文化財です。)

 

宍道湖の夕日

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宍道湖(島根県 2009年)

12月の頭に出雲出張があったのですが、この時期に晴れるのは珍しいと聞いて、松江まで戻って夕日を見て帰ることにしました。
そして、この光景に出会いました。

ただ綺麗なのか、西方の出雲大社の神々を心内に見ているのかわかりませんが、
自分が受けてきた日本人としての文化的な感受性が、ビジュアル以上の印象を与えているのだと思います。
絵画的なグアムでの夕日の感動とは明らかに質が違ったように感じたので。

日本に生まれてよかったと思いました。

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